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ALLEGRETTO WAVE Eye-Q Blue Line

5日ほど前に書いたWaveLight社の新レーザーが、品川近視クリニックに納入されていたようです。多分世界初ですね。

機種名は、ALLEGRETTO WAVE Eye-Q Blue Line(アレグレット ウェーブ・アイキュー ブルーライン)といいます。
※品川では「アレグレットブルーライン」と縮めて呼んでますね。

今月から稼動開始かぁ・・別に狙って記事にしてたわけじゃないですけど、、想定以上に早く採用してきたなぁ・・当然ですが、たとえマイナーチェンジモデルであってもFDA未認可です。

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コメント (14)

Jack:

こんなにどんどん新しいレーザーが開発されていくと、余裕の無いクリニック(眼科)はつらいですね

結局レーシックを認めていて、しっかりとした対応をしようとしている眼科が競争に負けて淘汰されてしまいそうですね・・・

確かに。

でも、普通はリースで入れてるはずだから、年に300人ぐらいの手術で利益が出るはずなんですけどね。眼科価格だと。

安淵さんぐらいの値段だと、2,000~3,000人/年こなさないと厳しいかもしれませんが、儲けるつもりは無い。と公言してますし(笑)

Jack:

安淵さんは安いですよね
年2000~3000人は・・・つらそうですね
一日平均でも6人以上ですか

でも品川近視クリニックの症例数から考えると可能なのかな?
2007年5月だけで9000人以上やってますねf^^;

安淵さんは、イントラレーザーのFS60も持ってますからね〜。両方合わせると毎年、結構なメンテナンスフィーもかかってるはずですよー。(^^;;

なので、小さな眼科でも、ちゃんとやっていけると思います。みんな失敗したときのリスクとか訴訟が怖くて手を出さないだけじゃないんでしょうかね。。

理想から言えば、家の近所にあって、白内障手術とかもバリバリやってる一般眼科で出来ることが理想なんですよね。しかも待たされずに(笑)

Jack:

>理想から言えば、家の近所にあって、白内障手術とかもバリバリやってる一般眼科で出来ることが理想なんですよね。しかも待たされずに(笑)

そうそう!それが一番ですよね!
それで値段もお手ごろなら(笑)

テツ:

Raptorさん、こんばんは。レーシックを検討しているのですが、イントラ レーシック or レーシックで迷ってしまっています。かなりいろいろ研究してみたのですが、いまいち決断できずにいます。角膜の厚さがレーシックでも足りているとしたら、Raptorさんならどちらの術式を選んでいましたか?理由も併せて教えて下さい。よろしくお願いします。

コメントDBがぶっ飛んだので書き直します。。orz

テツさん
こんばんは。初めまして。(笑)

う〜ん。どうでしょうかね。イントラかな。

まぁ、マイクロケラトームにもいろいろあるので、例えばAMADEUS II(機械式のくせにコンピュータ制御の特殊なケラトームです)とか、最近では結構薄くフラップ作れる機材が多いので、フラップの薄さだけなら、どちらでも違いはあんまりないです。視力の安定とかコントラスト感度などを考慮したら、可能な限り角膜ベッドを残した方が良いですので、どちらでやるにしてもフラップを薄く作れる病院を選択したほうが良いでしょう。

なお、私の場合は角膜の曲率が緩い「フラット」と呼ばれるような角膜だったので、マイクロケラトームだと、よほど腕が信用できる医者がいる病院でないとうまく作れないと思います。もちろん、人のやる事だから達人でも100%うまく作れる保証は無いです。しかも、レーシック後に起こる合併症の多くはフラップに由来します。でも、1人の医者が検査、オペ、術後検診までやってくれるような病院で信用できると感じられる医者なら、レーシックをお願いしたかもしれません。

私は技術マニアなので、今のFSレーザーの精度が非常に高く、切断面も滑らかになっている技術の到達点と、医師の確実性を天秤にかけてイントラを選択しました。あとはエキシマレーザーとの組み合わせの問題です。日本だと選択肢が限られているので、私に合ったレーザーシステムを設置しているところを選ぶとそこしかなかったというのが現実です。自分で言うのもなんですが、、お金に困ってるわけではないので、100万円でも受けていたと思います。そのかわり、自分でキチンと質問できるだけの知識を身につけ、自己管理をきちんとできる自信がない方には、そこはおすすめしません。また、ブログや巨大掲示板でいろいろ言われていますが、どこで受けたとしても医師は医師です。医師も人間なので相手の立場を尊重するような質問の仕方をすれば、非常に快くしっかりと説明してくれます。適当にあしらわれるのは、聞き方がまずい場合がほとんどだと思います。

また、レーシックとイントラレーシックの大きな違いとして切断面の違いがあります。マイクロケラトームの場合は、非常にきれいな切断面を得ることが可能です。これはあくまでミクロン単位の切断面の話で、全体的に均一なフラップが作れるかどうかという場合の滑らかさと意味が違います。FSレーザーでも、まったく同じ厚さの均一のフラップが作れるわけではありません。誤差が±5μm程度ありますので、90μmで作るといっても85から95μmの厚さのムラができます。マイクロケラトームの場合、医師にもよりますが±20μmはあります。

さて、この切断面の違いですが、レーシックの場合はガラスのようになめらかな切断面が得られるため、なめらかであるがゆえに5年後でもフラップを開けやすいといわれています。逆に、イントラの場合はFSレーザーの“衝撃波”で引き剥がしているため、ミクロン単位で言えば線維が立っています(あくまでミクロン単位の話なのでなめらかと言えばなめらかですよ。線維のサイズは1本が31nm、1nm=0.001μm)。そのため3年もすれば癒着が進んでフラップを開けるのが非常に難しくなると言われています(マジックテープみたいなもんです)。

そのため、もし、20代で受けるのであれば、その後の再近視化にそなえ、フラップを開けやすいレーシックを選択するという考え方もあるでしょう。その逆に、フラップがより強固に癒着すると言われているイントラに期待する考えもあるでしょう。

合併症から検討するなら、イントラの方がハロ/グレアが出にくいと言われていますが、絶対に出ます。フラップと角膜ベッドの間で起こる乱反射もマイクロケラトームより強く出ます。そのため癒着が進む半年から1年先まで、多少のまぶしさや白っぽく見えたりすることはあります。しかし、フラップエッジで起こる光の拡散は、イントラの方が少ないでしょう。これはイントラレース社のレーザーがマンホールの蓋のようなエッジを作るからであって、すべてのFSレーザーがこういう形状のエッジを作るわけではありません。また、暗所瞳孔サイズが大きくなければ、どちらでやってもフラップエッジでの乱反射の影響は少ないでしょう。

また、FSレーザーでフラップを作ると炎症が強く出やすいため、術後にステロイド点眼薬(および内服)を使うことになりますが、このステロイドの影響を心配するような発言をする眼科医もいます。しかし1週間程度の処方で、深刻な影響が出る可能性は非常に低いです。他の眼疾患では、ひと月からふた月もの間、ステロイド点眼薬が処方される場合もあり、こちらの方がより深刻です。もっとも、病気治療のためやむを得ず処方する場合と、健康な眼に対して意図的に処方する場合と同じレベルで議論するべきでは無いという医者もいるとおもいますが。

いずれにしても、考慮すべき要素は無数にあり、私がイントラを選択したからといってテツさんに適しているとは言えませんのであしからず。

てつ:

Raptorさん、こんばんは。丁寧なご回答ありがとうございました。本日レーシックの検査に行ってきました。R(S:-5.25、C:-1.0、角膜厚:520μ、瞳孔径8mm、照射予定;88.2μm)、L(S:-5.50、C:-0.5、角膜厚:522μ、瞳孔径8mm、照射予定;88.2μm)とのことでした。今回の病院はマイクロケラトームを使用する病院です。ALLEGRETTO WAVE Eye-QとVISX STAR S4(IR)を所有しているみたいですが、現状はなぜかALLEGRETTOは使用していないようで、VISXの方でスタンダードかカスタムのどちらかを勧められています。
どちらの機械を使ってもあまり結果に差は無いのでしょうか?
瞳孔径8mmと予想以上に大きかったので術後の問題を考えるとどのような術式(マイクロ or イントラ、レーザの機械、カスタム or スタンダード)で迷っています。イントラ or マイクロケラトームで詳細な情報を教えて頂きましたが、今回のようなデータの場合、どのような術式がRaptorさんの理想になりますか?明日はイントラの病院へ検査に行ってきます!

てつさん

この記事と直接関係ない話なので、返事はコメントボードの方にしますね。

http://myblog.mimoza.jp/2007/06/commentboard-01.html

れいこ:

管理人さん、はじめまして。

この機器はコンチェルト一部の機能を受け継いでるようですが、コンチェルト自体のメリットがよくわかりません。

照射時間が短い→
眼球を動かすリスクが減るから「安全」なのか

リアルタイムで角膜の厚みや水分量がわかる→
わかったところで、リアルタイム(たった5秒)で臨機応変にプログラミングを変えられるのか

機器が日進月歩なので、半年待てば理想の機器が出るんじゃないか、と思ってしまいレーシックに手が出せません…
パソコン購入の時みたいです(笑)

れいこさん

こんばんは。はじめまして、Raptorです。
エンジニアさんですか?コメントがマニアですよ(笑)

コンチェルトのメリットですか、いきなり核心ですよ(笑)私にこんなマニアな質問したら、思いっきりマニアに答えちゃいますよ!理解できないかも(笑)

1)照射時間が短い
照射時間が長くなる事で眼球が動いても、自動追尾されるからメリットとは言えないですね。

短い事のメリットは、組織やフラップが乾燥しなくてすむ。実質層からシミ出てくる水分の影響を受けにくい。などにより、より正確に照射できるという事です。

逆に、高速照射すると蒸散したガスの影響でセントラルアイランドが起こる可能性が高くなるとも言えますが、それなりに対策はされているはずです。

2)リアルタイムで角膜の厚みや水分量がわかる
たった5秒というのは、-3.0D程度の経度近視の場合です。あなたも騙された部類ですね(笑)

一般的な-6.0〜8.0Dなら 10〜15秒以上かかりますよ。EYE-Qの400Hzと500Hzなら25%高速になっただけです。そんな劇的に時間が短くなる方が変です。

で、角膜は中心ほど、深くなるほど水分が多くなります。長時間照射しなくても、深く削っていけば水分が出てきて、1発のレーザーで切除される量が減ってきます。

※500Hzは1秒間に500発のレーザーが発射されます。

さて、ここからはコンチェルトの詳細スペックは分からないので前機種の性能で照射速度だけが速くなったという過程で話をします。

(6/22 11:00訂正)違うレーザーのデータで計算していたので、現行のEye-Qのデータで計算し直します。すみません。

WAVE Eye-QのEye-Tracking system(アイトラッキングシステム)は、レーザー照射速度と同じく、毎秒400回(400Hz)の計測を行ないます。そして、その誤差の修正速度は0.006秒です。つまり、約2.4発に1回補正されることになります。実際にはコンマ以下(照射中)の回数で補正される事は無いので3発打って位置がズレていればレーザーの照射角が変化する事になります。また、レーザーの照射出力は1発毎にレーザーセンサーが出力を感知し、弱まっていれば次の発射から補正されます。レーザー1発で切除される量は、直径0.95mm、深さ0.45μmです。

照射パターンは、4回離れたところに打って5回目に1発目のレーザーに重なるように打ち込む事で、だんだんと段差が無くなるようになります。しかし、このアイトラッキングに同調する形で水分量、含水量が測られ補正されるということは多分無いです。水分量、含水量の計測はもっと時間がかかるはずです。

OZが6.5mmのとき、全域を0.45μm削る(全域に1回ずつレーザーが当たる)のに必要な回数は、
OZ/6.5mmの面積=33.17平方mm
レーザーの照射径0.95mmの面積=0.71平方mm
重なるように照射されるので、有効面積を60%とすると、0.43平方mm
OZの面積を割ると、約77発でOZ全域が0.45μm削られる事になります。
(角膜は球面なので、頂点ほど面積が小さく、深くなるほど面積が広くなりますので、もっとも深いところを削っている時のことだと思ってください)

この状態で1秒照射すると、約2.9μm切除されることになります。これは度数の補正値で言えば0.25D以下なので仮に1秒に1回の計測でも大丈夫ということです。

実際には、角膜の中心ほど、深くなるほど水分の影響でレーザー1発で切除される量が減ってきますので、普通のレーザー照射は、過去の臨床データに基づいて、中心部ほど、深くなるほど誤差補正分を余分に照射しています。ということは、平均的なデータより水分量が少ない人は当然のように過矯正になりますし、水分が多い人は低矯正になります。症例数が多ければ、過去の症例データから、各個人の角膜実質層内における水分分布がある程度予測、補正出来るはずなので実際には、よほど状態が平均から外れていない限り、そのような状態にはなりません。

しかし、もし術中に含水量、角膜厚がリアルタイムに計測され補正されるなら、過矯正、低矯正は起こるハズが無いのですが、実際は過矯正、低矯正が起きています。ということは精度が期待したほど高く無いのかもしれません。もちろん、角膜切除が完璧にコントロール出来ていたとしても、フラップの状態や、眼圧などの影響で想定以上の曲率半径の変化が起こり、角膜形状が歪んでしまったことで過矯正、低矯正になっている事も考えられます。

いずれにしても、ちゃんと機能する(している)のであれば、リスクが低減される素晴らしい機能なんですよ。

確かに、あと半年とか言ってればキリがないですよね。そういうときはMacユーザーになれば良いんですよ。欲しいときが買い時ってことで(笑)

補足です。

1000分の1秒単位の制御というのは、いまや特別すごい技術というわけでは無いです。現代の技術力だと、珍しくも何ともない。

車のエンジンのガソリン濃度調整とか、ダンパーの減衰力調整なんかも1000分の1秒単位で制御されています。カメラのシャッターなら、20年も前から8000分の1秒とかありますよ。

れいこ:

!!!

予想をはるかに超えるとっても濃いお答えありがとうございます!

これ程までの知識をもつRaptorさんっていったい何者?と思い過去の記事を拝見しました。・・・納得です(笑)

メリットについて、おかげさまでしっかり理解できました。ホントお聞きしてよかったです。

ちなみに既にMacユーザーです(笑)
マイナーチェンジだとどうもふんぎりがつきません。メジャーチェンジを切望です。

れいこさん

お役に立てたようで何よりです(笑)それと、今回のMacBook Proは"Santa Rosa"使ってるので、中身的にはメジャーチェンジですよ。メモリも4GB認識するようになりましたし!

っと、、、こういう話は、こっちでお願いします。m(_ _)m
http://myblog.mimoza.jp/2007/06/commentboard-01.html

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2007年06月02日 02:18に投稿されたエントリーのページです。

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